2023年08月18日
わさびを訪ねて有東木の里へ!
その昔、ひまひま爺さまの、楽しみは:山や森を訪ねる事!春の新緑~山菜狩..夏は避暑?冬は雪遊びに!と古いカメラ片手に走り回る..正に放浪三昧でした!
放浪先は県中西部:北部がメイン.. 時にはちょっと県外.. 有名/無名の探索スポット:林道や山道と.. 暇さえあれば未知の秘境を求めて徘徊フェチ..とか(^^)
放浪先.. 披露の5つ目は.. ご近所!静岡市の安部川上流.. 通称「安部奥」の.. 秘境.. 「わさび発祥の地」本家の.. 「有東木」のわさび田を訪ねて(^^)/~~~
01)
:静岡市の、安部川沿いの山奥!わさび発祥の地で有名な「有東木」の集落を訪ねてみました(^^♪
静岡市街北部から 安部川に沿って県道27号線(安部街道)から県道29号線(梅ヶ島街道)に移って、北上する事およそ30Km
ほどの:渡本(どもと)地区に、右手へ分岐する山道があるので、即分岐.. やや急勾配を.. 登って、さらに 約3Kmほど走ると..
と、書くと何か.. 遠そうに聞こえますが、案外あっさり 「うつろぎ」 と云う 地場産品のお店(有東木農林産物加工販売施設)
へ行けちゃいます(^^)
※なお、県道29号線の:渡本(バス停)で分岐せず直進.. 北上すれば名湯「梅が島温泉」や絶景の「安部峠」方面へも行ける!
02)
初めて「有東木」訪問してから.. 数年経ったが.. ふっと思い立って久し振りに訪ねてみた(^^ゞ
実は去年、食べ損ねた「わさび葉の天ぷら」そばが食べたくなって リベンジに.. 1年ぶりの有東木は 何も変わっていない..
山の奥深く、静かにひっそりと.. 秘境の別世界、あまり知られていませんが、「有東木」は‟正真正銘”のわさび発祥の地!
よく言われる.. 伊豆の天城山周辺.. ではなく、ここが原点です!最初に外部に伝えられたのが.. 伊豆の天城との事..(^^ゞ
県道29号腺の「渡本」という集落から右に分岐して山道を少し登ったこの位置、後2.2Kmとあり、もうちょっと走る・・
急な山道をうねうねと、お茶畑とわさび田を見ながら登ると、程なく「うつろぎ」(有東木農林産物加工販売施設)の前に
到着します(^^)
ここには「有東木橋」と言うバス停があり、静岡駅から約50分で来られ、今風に言えば静岡市街地へも「通勤圏内」とか?
03)
途中有東木集落が見え始めた頃、面白い光景に出会いますよ?
そうです、こんな風に、「わさび田」と「お茶畑」がお隣どおし!写真の下手前はお茶畑、沢を挟んだ両側はわさび田です
“わさび田”と“お茶畑” のコラボ!なんて.. なかなか見られない?珍しい光景ですよね、黒いメッシュは日よけ?です・・
ここを過ぎると、有東木の顔!「うつろぎ」(特産品展示販売所)前に出ます.. が当日はお茶摘み繫忙期で休みでした?
残念ながら、名産わさびを入手できませんでした・・おやおや下調べが不足です! もちろん.. 要再訪?了解です!(^^ゞ
ここにはバス停「有東木橋」があり静岡駅から約50分で来られるそうです。 今風に言えば市街地へも「通勤圏内」とか?
04)
お目当ての山葵田です! 棚田気味かも?
小さいけど、水量が豊富でまるで、滝みたいな沢の周囲に、こんな具合にたくさんの「わさび棚田」?が密集?しています..
近寄ってみると、急斜面なので階段状に.. まさに棚田になってる、大きな株がいっぱいで、これは出荷間近かな..
05)
こっちの棚田?は育成中の苗田?の様です
小さな株もいっぱい植えられています、葉っぱがみずみずしくて美味しそう?って生の葉っぱを食べるの?(^^)
放浪先は県中西部:北部がメイン.. 時にはちょっと県外.. 有名/無名の探索スポット:林道や山道と.. 暇さえあれば未知の秘境を求めて徘徊フェチ..とか(^^)
放浪先.. 披露の5つ目は.. ご近所!静岡市の安部川上流.. 通称「安部奥」の.. 秘境.. 「わさび発祥の地」本家の.. 「有東木」のわさび田を訪ねて(^^)/~~~
01)

静岡市街北部から 安部川に沿って県道27号線(安部街道)から県道29号線(梅ヶ島街道)に移って、北上する事およそ30Km
ほどの:渡本(どもと)地区に、右手へ分岐する山道があるので、即分岐.. やや急勾配を.. 登って、さらに 約3Kmほど走ると..
と、書くと何か.. 遠そうに聞こえますが、案外あっさり 「うつろぎ」 と云う 地場産品のお店(有東木農林産物加工販売施設)
へ行けちゃいます(^^)
※なお、県道29号線の:渡本(バス停)で分岐せず直進.. 北上すれば名湯「梅が島温泉」や絶景の「安部峠」方面へも行ける!
02)

実は去年、食べ損ねた「わさび葉の天ぷら」そばが食べたくなって リベンジに.. 1年ぶりの有東木は 何も変わっていない..
山の奥深く、静かにひっそりと.. 秘境の別世界、あまり知られていませんが、「有東木」は‟正真正銘”のわさび発祥の地!
よく言われる.. 伊豆の天城山周辺.. ではなく、ここが原点です!最初に外部に伝えられたのが.. 伊豆の天城との事..(^^ゞ
県道29号腺の「渡本」という集落から右に分岐して山道を少し登ったこの位置、後2.2Kmとあり、もうちょっと走る・・
急な山道をうねうねと、お茶畑とわさび田を見ながら登ると、程なく「うつろぎ」(有東木農林産物加工販売施設)の前に
到着します(^^)
ここには「有東木橋」と言うバス停があり、静岡駅から約50分で来られ、今風に言えば静岡市街地へも「通勤圏内」とか?
03)

そうです、こんな風に、「わさび田」と「お茶畑」がお隣どおし!写真の下手前はお茶畑、沢を挟んだ両側はわさび田です
“わさび田”と“お茶畑” のコラボ!なんて.. なかなか見られない?珍しい光景ですよね、黒いメッシュは日よけ?です・・
ここを過ぎると、有東木の顔!「うつろぎ」(特産品展示販売所)前に出ます.. が当日はお茶摘み繫忙期で休みでした?
残念ながら、名産わさびを入手できませんでした・・おやおや下調べが不足です! もちろん.. 要再訪?了解です!(^^ゞ
ここにはバス停「有東木橋」があり静岡駅から約50分で来られるそうです。 今風に言えば市街地へも「通勤圏内」とか?
04)

小さいけど、水量が豊富でまるで、滝みたいな沢の周囲に、こんな具合にたくさんの「わさび棚田」?が密集?しています..
近寄ってみると、急斜面なので階段状に.. まさに棚田になってる、大きな株がいっぱいで、これは出荷間近かな..
05)

小さな株もいっぱい植えられています、葉っぱがみずみずしくて美味しそう?って生の葉っぱを食べるの?(^^)
06)
車を降りて、しばらく沢の棚田を散策しました、特産はわさびとお茶ですが・・
どうも見慣れない「わさび田」の方へ目が移って、あちこちと歩き過ぎて足パンパン・・ あとの筋肉痛が怖いぞ?
07)
有東木の集落です! さすがわさびの里(^^♪
何し ろ.. 民家の回りはわさび田だらけ、さほど広くない土地に住居とわさび田が共存..やや密集している!(^^)!
わさび田の大半は、カンレイシャと呼ばれる(玉露の茶畑でも使う黒い網布)で覆われています..
08)
なんと!集落随一「東雲寺」の境内にも、わさび田がある~!
さすがー 「山葵 発祥の地」!.. ですが、これにはびっくり.. 驚きました(^^)
美味しいわさびを、より多くの人に提供するために.. ところ狭しと 最大最大限栽培する意気込みに..感銘(^^ゞ
09)
「うつろぎ」前の駐車に到着です!
遠目に見ると、うつろぎって.. めっちゃ田舎風のたたずまい.. 素朴で好いですね(^^♪
お供は勿論 ”Blue Otter”くん、此処までは四駆モードは要らないけれど.. 葵高原の先では4Hモードで..!(^^)!
10)
ここは「うつろぎ」の前です
お店の前 左手に「わさび栽培発祥の地」と「記念碑建立について」の2つの石碑があり「山葵発祥の地」の根拠や
徳川家康との関連、ゆかりなど、うんちくが.. 納得がゆく、分かり易い説明.. が見られます!(^^)!
こちらで 飛鳥時代からの山葵の歴史が見られます!凄いな~ 初めは薬草として用いられたようですね(^^)
しかし、この日は寒かったので、じっくり読まず.. 早々にお店に入り込んでしまった!
11)
「うつろぎ」の左手に廻るとテラス席がある
沢に沿って、わさび田の実物や、水車小屋等のモデルがあって、沢の淵沿いにテーブルが並んでいて..暖かい日なら
こっちで、手打ちそば等!を頂くのも.. 良いものですね?.. 必見のポイントですよ!
残念ながら、この日はめっぽう寒かったので、早々に店内へ入り込んじゃたけど..(^^;
12)
お店の中のわさび特産地ならではの産品を一通り覗いて
そうそう・・
幸運にも、わさびの白い花が咲いていました! 米粒ほどの小さい花.. 滅多に見られない花なので.. UPで一枚パチリ!
13)
まずは腹ごしらえ!お目当ての、手打ちそばにわさび葉の天ぷらを所望..
なんと! こんなに大きな葉っぱが出てきた!いささかびっくり、美味かったよ~!珍しいので、記念にパチリ!
それにしても、器を覆い隠す「葉わさびの天ぷら」の巨大さには驚かされた!(^^)!
おっ家内どのは、お店のおばさんと話し込んで..
特産のわさび漬け3種はもちろん、珍しいわさびの花や茎葉、それになんと好物のお饅頭まで仕込んできた、
さっすがー、 お花入りのわさび漬けでも作るつもりらしい、とかなんとか云いいながら、1時間ほど話し込んで(^^)
14)
「記念碑建立について」の碑文です!
"山葵発祥の隣"にルーツ説明碑が有り..山葵栽培の歴史を辿る記述がある(原文通りに転記:横書き用に適宜修正)
山葵栽培は今からさかのぼること、約四百年の昔、慶長年間に有東木沢の源流である「山葵山」に自生していたもの
をある時、村人が採集して村内の井戸頭という湧水地に栽培したところ、これが適地であり成長繁殖した。
そこで村人達がこぞって栽培を試み、やがて栽培法は各地に広められたので、ここ有東木を山葵栽培発祥の地と言う
慶長12年7月(1607)駿府城に入城した 大御所徳川家康公に山葵を献上したところその珍味の程に天下の逸品と
嘉賞し、ついに有東木から門外不出の御法度品とした。 また徳川家の家紋が葵の紋であったことから、ことさら珍重
したと言われている。
延享元年(1744)三島の代官斉藤喜六郎の命を受けた伊豆天城の住人板垣勘四郎が椎茸栽培の師としてこの地に
派遣された。任務を終えた板垣は帰国に際し、庄屋が弁当籠に忍ばせた山葵の苗を、密かに持ち帰り栽培したのが
伊豆 天城の山葵栽培の始まりと言われており、山葵関係者の語り草となっている。
15)
"「記念碑建立について」"の碑文の続き!
明治10年、有東木山葵の先覚者、望月重太郎の東京での 内国博覧会入賞は安倍での山葵栽培を広める契機となり、
更に昭和23年頃から普及した 畳石式田床改良及び栽培技術の開発により質量ともに向上し、安倍山葵の名声は益々
高まった。
今日に至るまでには、元禄16年(1703)及び享保5年(1720)の大洪水をはじめ幾多の台風災害等自然災害の暴威
にさらされた、しかしその都度全力を傾注し山葵栽培の伝統を守るべく、復旧に尽力した住民や石工達の労苦を忘れる
ことはできない。
時は流れ、ここに改めて先人達の遺徳を忍び、特産品「山葵」に対する感謝の念を後世に伝えるべく平成の改元を期
してこの記念碑を建立するものである。 「平成四年三月八日 山葵栽培発祥之碑建設委員会」
16)
うつろぎの前は小さな広場兼駐車場になっている
マイクロバスを含め.. 数台の駐車が可能、こんな案内パネルもありましす。
沢に向かってベンチもあり、パネルを見ながら、前の沢の向うに沢山のわさび田と有東木の集落を見渡して景色を楽しむ
今日はここに座ってお弁当を開いて、お腹の虫をなだめました?
そうそう、有東木集落は、こんな具合に、東西2つの沢に囲まれて結集している、現在戸数は七十戸程だそうです(^^)
17)
集落の守護神、白髭神社にも立ち寄ってみました
大きな杉の木が印象的、境内に十本あるそうです、すぐそばに林立してる.. とにかく太くて..大きい!集落の歴史より古くて
樹齢720年とある
そうそう、ここ白髭神社の お神楽や有東木の盆踊りは、川根の徳山の盆踊りと共に、毎年TVで放映されるほど.. 有名です!
18)
大杉と云えば水窪町の山住神社を思い出す!
あの巨大な大杉二本よりは細いけど?太く大きい!もっともあちらは有名な山住杉の二本 樹齢も1300年 根周りも勝り
10.5mと上回る、2本だけだけど..ね!(^^)!
実はこの辺り..葵高原は、地蔵峠などへの有数のハイキングコースがあるんです!(^^)!
せっかく来たので、もっと上の地蔵峠方面へ、わさび沢を見ながらさらに登ってみました、もちろん車でですが(^^)v
19)
いつもの様に..行き止まり承知でひたすら突進!
道幅は細いが、路面はフラットでガレ場はない! 小型車ならOK.. ハイカーが、登山起点まで車で通うにも走り易いかな?
かなり上まで行ける、葵高原と言う平地に出た、ここからは純粋なハイキングコース、細島峠!でも歩けないよ~?
20)
ここは葵高原!と標識があった..
元々甲斐との国境、安部の金山がらみで、古くから往来があったと言う・・地蔵峠や十枚山、青笹山へと、選り取り見取りの
コースがあって地元ハイカー諸氏のメッカにもなっているそうです(^^♪
21)
実はこの辺り、有数のハイキングコースがある所
せっかく来たので、もっと上の地蔵峠あたりまで、わさび沢を見ながらさらに登ってみました、もちろん車で..ですが(^^)v
山へ登るなら、車を降りねばだが..
右のマップのX印の辺りまで踏み込んでみました!
22)
正面に真富士が見えてきたが!雲出てきた(^^)
どうやら雨になりそうだ、それに こんなに大きな落石がごろごろあると、なんか背筋が?寒くなって来たし!
法面の 崩落落石が多くて.. さすがに健脚自慢のオッター君でも、こんな落石だらけじゃ危険だ.. 直撃が怖すぎる(^^♪
もとより、この林道は行き止まりの様だし・・ おとなしく引き返した方が無難のようだ!
23)
とはいえ.. 行ける所まで行ってみよう!
途中で小鳥を待って撮影しているカメラマン氏に会った、いつもの通り声をかけて..いろいろとお話を聞かせて頂いて..
今日の散策はお終いっと! そそこさと下山した、今回の道中、往復で約100Kmなり
そうだ..今回はビデオカメラも同道!試験撮影中.. 最近はレポが多く写真も良いが.. ビデオ画像の方が適しているかも?
だけど.. それがー!自宅で見たら目が回る・・慣れないせいか振り回しすぎ? 気をつけていたんだけどー!修行 修行!
という事で、この後まもなく行き止まり!引き返した..
24)
という事で、空模様も怪しくなってきたのでここで引き帰す事にした
この先の梅ヶ島まで行って安部峠の様子を聞いて、帰ることにして出立..!途中の情報板で分ったが、安部峠経由の山梨
(国道52号線)までの林道:豊岡梅ヶ島線は未だに通行止めのままらしい、去年も通年ダメ!
今年も5月以降で、開通するかどうか?残念だなー! 安部峠の見事な桜をめでつつ、山梨県へ抜けてみたいのにな~
結局、安部峠へは行かなかった、未だに果たせず・・(^^;
※例に依って、今回もはじめて見つけた林道に.. 頭を突っみ突っこみの迷道中でしたが、これがめっぽう楽しくて(^^ゞ

どうも見慣れない「わさび田」の方へ目が移って、あちこちと歩き過ぎて足パンパン・・ あとの筋肉痛が怖いぞ?
07)

何し ろ.. 民家の回りはわさび田だらけ、さほど広くない土地に住居とわさび田が共存..やや密集している!(^^)!
わさび田の大半は、カンレイシャと呼ばれる(玉露の茶畑でも使う黒い網布)で覆われています..
08)

さすがー 「山葵 発祥の地」!.. ですが、これにはびっくり.. 驚きました(^^)
美味しいわさびを、より多くの人に提供するために.. ところ狭しと 最大最大限栽培する意気込みに..感銘(^^ゞ
09)

遠目に見ると、うつろぎって.. めっちゃ田舎風のたたずまい.. 素朴で好いですね(^^♪
お供は勿論 ”Blue Otter”くん、此処までは四駆モードは要らないけれど.. 葵高原の先では4Hモードで..!(^^)!
10)

お店の前 左手に「わさび栽培発祥の地」と「記念碑建立について」の2つの石碑があり「山葵発祥の地」の根拠や
徳川家康との関連、ゆかりなど、うんちくが.. 納得がゆく、分かり易い説明.. が見られます!(^^)!
こちらで 飛鳥時代からの山葵の歴史が見られます!凄いな~ 初めは薬草として用いられたようですね(^^)
しかし、この日は寒かったので、じっくり読まず.. 早々にお店に入り込んでしまった!
11)

沢に沿って、わさび田の実物や、水車小屋等のモデルがあって、沢の淵沿いにテーブルが並んでいて..暖かい日なら
こっちで、手打ちそば等!を頂くのも.. 良いものですね?.. 必見のポイントですよ!
残念ながら、この日はめっぽう寒かったので、早々に店内へ入り込んじゃたけど..(^^;
12)

そうそう・・
幸運にも、わさびの白い花が咲いていました! 米粒ほどの小さい花.. 滅多に見られない花なので.. UPで一枚パチリ!
13)

なんと! こんなに大きな葉っぱが出てきた!いささかびっくり、美味かったよ~!珍しいので、記念にパチリ!
それにしても、器を覆い隠す「葉わさびの天ぷら」の巨大さには驚かされた!(^^)!
おっ家内どのは、お店のおばさんと話し込んで..
特産のわさび漬け3種はもちろん、珍しいわさびの花や茎葉、それになんと好物のお饅頭まで仕込んできた、
さっすがー、 お花入りのわさび漬けでも作るつもりらしい、とかなんとか云いいながら、1時間ほど話し込んで(^^)
14)

"山葵発祥の隣"にルーツ説明碑が有り..山葵栽培の歴史を辿る記述がある(原文通りに転記:横書き用に適宜修正)
山葵栽培は今からさかのぼること、約四百年の昔、慶長年間に有東木沢の源流である「山葵山」に自生していたもの
をある時、村人が採集して村内の井戸頭という湧水地に栽培したところ、これが適地であり成長繁殖した。
そこで村人達がこぞって栽培を試み、やがて栽培法は各地に広められたので、ここ有東木を山葵栽培発祥の地と言う
慶長12年7月(1607)駿府城に入城した 大御所徳川家康公に山葵を献上したところその珍味の程に天下の逸品と
嘉賞し、ついに有東木から門外不出の御法度品とした。 また徳川家の家紋が葵の紋であったことから、ことさら珍重
したと言われている。
延享元年(1744)三島の代官斉藤喜六郎の命を受けた伊豆天城の住人板垣勘四郎が椎茸栽培の師としてこの地に
派遣された。任務を終えた板垣は帰国に際し、庄屋が弁当籠に忍ばせた山葵の苗を、密かに持ち帰り栽培したのが
伊豆 天城の山葵栽培の始まりと言われており、山葵関係者の語り草となっている。
15)

明治10年、有東木山葵の先覚者、望月重太郎の東京での 内国博覧会入賞は安倍での山葵栽培を広める契機となり、
更に昭和23年頃から普及した 畳石式田床改良及び栽培技術の開発により質量ともに向上し、安倍山葵の名声は益々
高まった。
今日に至るまでには、元禄16年(1703)及び享保5年(1720)の大洪水をはじめ幾多の台風災害等自然災害の暴威
にさらされた、しかしその都度全力を傾注し山葵栽培の伝統を守るべく、復旧に尽力した住民や石工達の労苦を忘れる
ことはできない。
時は流れ、ここに改めて先人達の遺徳を忍び、特産品「山葵」に対する感謝の念を後世に伝えるべく平成の改元を期
してこの記念碑を建立するものである。 「平成四年三月八日 山葵栽培発祥之碑建設委員会」
16)

マイクロバスを含め.. 数台の駐車が可能、こんな案内パネルもありましす。
沢に向かってベンチもあり、パネルを見ながら、前の沢の向うに沢山のわさび田と有東木の集落を見渡して景色を楽しむ
今日はここに座ってお弁当を開いて、お腹の虫をなだめました?
そうそう、有東木集落は、こんな具合に、東西2つの沢に囲まれて結集している、現在戸数は七十戸程だそうです(^^)
17)

大きな杉の木が印象的、境内に十本あるそうです、すぐそばに林立してる.. とにかく太くて..大きい!集落の歴史より古くて
樹齢720年とある
そうそう、ここ白髭神社の お神楽や有東木の盆踊りは、川根の徳山の盆踊りと共に、毎年TVで放映されるほど.. 有名です!
18)

あの巨大な大杉二本よりは細いけど?太く大きい!もっともあちらは有名な山住杉の二本 樹齢も1300年 根周りも勝り
10.5mと上回る、2本だけだけど..ね!(^^)!
実はこの辺り..葵高原は、地蔵峠などへの有数のハイキングコースがあるんです!(^^)!
せっかく来たので、もっと上の地蔵峠方面へ、わさび沢を見ながらさらに登ってみました、もちろん車でですが(^^)v
19)

道幅は細いが、路面はフラットでガレ場はない! 小型車ならOK.. ハイカーが、登山起点まで車で通うにも走り易いかな?
かなり上まで行ける、葵高原と言う平地に出た、ここからは純粋なハイキングコース、細島峠!でも歩けないよ~?
20)

元々甲斐との国境、安部の金山がらみで、古くから往来があったと言う・・地蔵峠や十枚山、青笹山へと、選り取り見取りの
コースがあって地元ハイカー諸氏のメッカにもなっているそうです(^^♪
21)

せっかく来たので、もっと上の地蔵峠あたりまで、わさび沢を見ながらさらに登ってみました、もちろん車で..ですが(^^)v
山へ登るなら、車を降りねばだが..
右のマップのX印の辺りまで踏み込んでみました!
22)

どうやら雨になりそうだ、それに こんなに大きな落石がごろごろあると、なんか背筋が?寒くなって来たし!
法面の 崩落落石が多くて.. さすがに健脚自慢のオッター君でも、こんな落石だらけじゃ危険だ.. 直撃が怖すぎる(^^♪
もとより、この林道は行き止まりの様だし・・ おとなしく引き返した方が無難のようだ!
23)

途中で小鳥を待って撮影しているカメラマン氏に会った、いつもの通り声をかけて..いろいろとお話を聞かせて頂いて..
今日の散策はお終いっと! そそこさと下山した、今回の道中、往復で約100Kmなり
そうだ..今回はビデオカメラも同道!試験撮影中.. 最近はレポが多く写真も良いが.. ビデオ画像の方が適しているかも?
だけど.. それがー!自宅で見たら目が回る・・慣れないせいか振り回しすぎ? 気をつけていたんだけどー!修行 修行!
という事で、この後まもなく行き止まり!引き返した..
24)

この先の梅ヶ島まで行って安部峠の様子を聞いて、帰ることにして出立..!途中の情報板で分ったが、安部峠経由の山梨
(国道52号線)までの林道:豊岡梅ヶ島線は未だに通行止めのままらしい、去年も通年ダメ!
今年も5月以降で、開通するかどうか?残念だなー! 安部峠の見事な桜をめでつつ、山梨県へ抜けてみたいのにな~
結局、安部峠へは行かなかった、未だに果たせず・・(^^;
※例に依って、今回もはじめて見つけた林道に.. 頭を突っみ突っこみの迷道中でしたが、これがめっぽう楽しくて(^^ゞ
Posted by あんせるめ at 07:00│Comments(0)
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